デザインの仕事は形のない何かを人に訴求することでもあります。商品や雑誌や音楽など、それらの持つ特性やイメージを抽出して象徴化するこの作業をここではシンボライズと呼んでいます。形のない何かとは、例えば、空気感であったり、雰囲気、気分、、さらに大きく言えば世界観であったりします。

平和のシンボルが鳩、自然環境のシンボルが水、オリンピックのシンボルが聖火や五輪のマークであるように、人は昔から形のないものをなんらかの象徴に置き換えて表現してきました。これらはデザインの作業そのものといってもいいでしょう。

もう少しグラフィックよりの例で考えましょう。書店で本や雑誌を選ぶとき、まず見るのがそのカバーデザインです。その本がどんな本で、どんな人に向けてどんな世界観を提示するのか。たった一枚の紙面からそれを読者gあ感じ取れなければその本を目的の読者へと届けることはできません。デザインアーはhんのシンボルとなるべき要素をその内容から探し、それを増幅して、解りやすい形に変えてみせる必要があるのです。これがシンボライズです。

シンボライズの手法としては、すでに認知されているシンボルを利用する都いうのが一般的です。例えば、環境保全を訴えるため、綺麗に澄んだ水のビジュアルをシンボルとして全面に使う、といったようなことです。あるいは扱う商品の一部分にフォーカスを絞って、シンボライズする、という方法もあります。これは例えば液晶表示に登頂のある携帯電話で、その液晶部分だけをグラフィックとして使用するといった手法です。

平和のシンボルが鳩・・・・これはノアの大洪水の後、ノアが放った鳩がオリーブの若葉を持ち帰り、これによって洪水が終わったことを知る、という旧約聖書のエピソードに由来しているようです、西院では糞害やウイルスの媒介などであまりいいイメージはないかもしれません。

液晶部分だけ・・・・通常の商品カットは、その商品全体がわかりやすいことを重点に撮影されます。しかし人に与えるインパクトを考えると、どこかその商品の特徴的な部分だけを抽出しtえみせる方が訴求効果は高いといえるでしょう。

購買層・・・・・商品のどの特性を抽出するかによって、その広告の効果は大きく変わってしまいます。正しく購買層を理解し、彼らの興味を惹く部分がどこにあるのかを把握しておかなければなりません。

ポイント1・・・・愛情のシンボルとして花屋ハートマーク、子供のシンボルとして哺乳瓶や積み木、といった具合にすでに世の中に認識されているシンボルを用いるのは、最も簡単で確実なシンボライズの手法です。

ポイント2・・・・その商品の特性を抽出して見せるのもシンボライズの考え方です。例えば時計の広告の場合、その時計の全体像を見せることも大事ですが、そのなかで最もその商品を象徴できる部分があれば、そこだけをクローズアップして見せる方が、より購買層にアピールできる可能性があります。

ポイント3・・・・ピクトグラムやキャラクターなどもシンボルの手法の一つです。表したい内容が動作や行為であったり、実体のないものの場合には、こう言ったやり方でシンボライズすると良いでしょう。

ベーシックセオリー・・・・出自や家柄、地位などを表すために用いられるのが紋章や家紋です。これらは植物や動物、あるいは文字からデザイン化されており、元々は主に戦いの最中に敵味方を区別するために用いられていました。鴨に外でも、宗教や企業など、団結力を求められる場所では必ずと言っていいほどシンボルマークが存在しています。

ピクトグラム・・・・くっきりとした明度差のある線で、視覚的に表現された図のことをピクトgと呼びます。言語に制約されず内容を伝達するために考えられました。代表的なものには非常口や禁煙スペースのサイン、トイレの男女、車いすのマークなどがあります。

訴求ポイント・・・・その商品や本などの最も相手に伝えるべき点を訴求ポイントと呼びます。これは作りてや企業が伝えたいと思うところとは異なり、ターゲット隣る人たちにとって、最も訴求効果のあるポイントということです。ここは間違いやすいので注意してください。

文字が乗り・・・・ほんのページの部分や背の部分にうっすらと文字が印刷されています。非常に高度な技術を要する印刷です。

網点・・・・印刷物は色を網点と呼ばれるインキの点で表します。網点の細かさや重ね方によって、色の見え方も変化するのです。コンピュータでデザインをするようになると、ついついこいういった最後の工程を忘れがちですが、グラフィックデザイナーであれば、その網点の一つ一つにまでこだわりを持つべきなのでしょう。

DICのチップ・・・・特色と呼ばれるインキの色はDICやPANTONE といったインキメーカーの色見本から選びます。色見本は、チップと呼ばれる小さな紙に印刷されたもので、デザイナーは色番号の指示とともに、このチップを貼り付けた指示書を作り、印刷所へと渡すのです。